テクノロジー部門決済QAチームの山﨑です。
突然ですが、QAチームではプロダクトの品質の維持・向上・保証を行っています。
QAチームがどんなことをしているのか、詳しくは過去の記事をご参照いただけたらと思います。tech.hey.jp
その中で今回はQAチームの活動の一つであるワークショップについてお話しします!
何故 ワークショップ を行うのか
何のためにQAチームがいるのか、何のために同じような作業を繰り返すのかを考え、品質意識を揃え、品質向上をしていくためです。
その中でも主に4つの理由があります!
チーム内で認識のズレを無くしていくため
仕様やナレッジの認識に対してズレがあると品質を担保することが難しくなってしまいます。考え方が様々あることは良いことですが、仕様やナレッジは統一されなければ「品質保証」を行っているとは言えないのです。テストしている内容を精査するため
今ある機能を見直し、テストをより効果的なものにしていく必要があります。ワークショップを通して日々の業務とは違った切り口でテストについて考えることで、本当にテストをしなければならないことやユーザーさんの体験をより良いものにしていくためにQAとして取り組まなければならないことを明確にしていくためです。自分で考える力をつけるため
QAチームは社員・アルバイト・業務委託で構成されています。テストケースや成果物、業務の申請フローなどはメンバー全員が作成・対応をします。ですが、最終的には社員のレビューが入ってから、ゴーを出すことがほとんどです。 最終決定は社員から落ちてきますが、メンバーが自分自身で考え行動する癖をつけるためにもワークを活用しています。個人の持っているナレッジを全体に共有するため
経歴や今まで関わってきたプロジェクトが違うので、個人が持っているナレッジが異なります。そのような個人の持っているナレッジや、資料に辿り着くための探し方などをチーム内で共有するためのワークも行っています。
実際にどんなワークをしているの?
ワークショップを行う際に、まずグループ分けを行います! QAチームは16人と人数も多いので、細かく人数を分けて全員が参加・発言をしやすい環境を作ってワークに取り組んでいます。 それでは、どのようなワークを行っているのか直近で行ったものを説明したいと思います。
優先度付けワーク
なぜこのワークを行ったのか?
作業の優先度を考え動けるようにならないと作業漏れがあるという事態に陥る可能性もあります。優先度がきちんと把握できているとやることが明確化され作業効率も上がり、他のチームとの連携する際も根拠を持って作業を進められるようにするためにワークショップを行いました。あるグループでは・・・
ワーク用の架空のタスクを、どの観点から優先度の組み立てを行うか議論していました。 考え方がチーム内で全く異なっていました。ですが、優先度を組み立てるために大事な観点などはほとんど同じだったので方向性は統一されてきたことを感じることができました!
資料どうやって探しているのかワーク
なぜこのワークを行ったのか?
QAチームが閲覧する資料は管理・整頓はされており、所定の場所に保存はされているにも関わらず、量があまりにも多いので探し出すのは難しい状況になっています。個人がどのように情報を管理しているのかを改めて共有し合い、全員が同じ情報にアクセスできるような状態を作り出すためにワークショップを行いました。あるグループでは・・・
わからないことや疑問にたどり着くためにどのようなツールを使い、検索しているかを洗い出していました!
品質向上ワークショップ
プロダクトの 1つの画面に注目して
誰が使用しているか
この画面が機能しないとどんなリスクがあるのか
どこの機能が一番使われているか
改めて見たときに気になる機能
以上について考え、ユーザーさん・QA目線両方を取り入れてどのようなテストが必要かを洗い出していきます。
内容を精査しテストの正確性を向上していき「本当にテストをしないといけないもの」を考えていくためのワークショップです。
おわりに
今回はQAチームで行っているワークショップについてお話ししました!
色々な雇用形態だからこそ生まれる意見も取り入れながら、QAチームは日々ユーザーさんにより良い体験をしていただけるように品質維持・向上につとめ切磋琢磨しています!
そんなQAチームでは一緒に品質を維持・向上してくれる仲間を募集しています!
未経験の方でも1から頑張れる環境をご用意しています!もちろん経験者の方も大歓迎です!
興味がある方は是非ご一報ください!!