はじめに
こんにちは。テクノロジー部門プロダクト基盤本部の@NAL_6295です。
プロダクト基盤本部では、ID基盤を開発・運用しており、Go を採用しています。
参考までに、ID基盤のアプリケーションアーキテクチャについて書いた記事を紹介します。
今回、Go WGという名前で社内勉強会をはじめて1年がたったので、その振り返りをしていきます。
昨年の12月にも以下の記事で社内勉強会の紹介をさせていただいていますので、ご興味があれば参照していただけると嬉しいです。
1年が経ちました
というわけで、あらためて2021/08/18 にキックオフをして1年が経ちました。
隔週で1時間という間隔で開催しており、ちょうど 2022/08/17 に第25回が開催されました。
毎回、事前にエントリされたテーマについて話したあと、時間いっぱいまでモクモクとそれぞれがやりたいことに向き合うということをやっています。
社内勉強会をはじめた趣旨として以前の記事でも、
今後 Go で開発しているという認知を獲得して、一緒にはたらく仲間を増やしていきたいと考えた時、まずは社内から認知を拡げていこうと考えました。
そこで、Go を仕事で使っている人も、普段は別の技術スタックで開発している人も、自由に参加して Go に向き合う時間を作る Go WGという名前の社内勉強会をはじめることにしました。
と書いていて、大切なポイントとして、
レベル感のバラツキは気にしないで話したいことや、やりたいことをやっていく わからなくても気にしない ゆるやかにやっていく
としています。
実際に、メンバーそれぞれ自由に向き合う時間として年末年始をのぞけばスキップをすることなく、現在も続けられています。
どんな内容を話しているのか
ここ数ヶ月の中で話されている内容についてタイトルをいくつかピックアップしてみました。
- mocknnを使ってテストのときだけモックを入れられるようにする
- sqlパッケージを追ってみる
- GoLandでもコンテナ上でテストしたい
- safesqlを使って安全にSQLを組み立てる
- date.AddDateの挙動について
- protoc-gen-gohttp を使って Protocol Buffers から Go の http.Handler を生成する
- マイナーバージョンアップのマイルストーンに含まれる修正内容とセキュリティイシューについて、それがどう修正されているのか
振り返ってみると、さまざまな話題について話されており、興味深いものや勉強になるものなどの発見があります。
モクモクと何に向き合っているのか
エントリされたテーマについて話した後はモクモクする時間ということで、Go に関連することで、それぞれ自由に向き合っています。
- 書籍を読んでいく
- https://go.dev/doc/を読んでいく
- Go 1.19のリリースノートを読んで気になるところをピックアップしていく
- lambdaでs3のunzipを作る
- DBのクエリのタイムアウトの実装を見てみる
- https://github.com/jarcoal/httpmock を試してみる
- テーマで発表された内容について実施してみる
など、さまざまなことに向き合っています。他のメンバーが向き合っているものを見て影響を受けることがありますし、結果的に業務に還元されることもあります。
Go Conference への協賛
Go Conferenceにも2021 Autumnから協賛しており、Coference協賛にともなう各種プロセスや協賛内容についての振り返りをGo WG内で実施しました。
今後について
今後も、目的を見失うことなく、社内勉強会を開催していきたいと考えています。 また、今まで社内勉強会で話してきたことなどや、実施したことなども公開できる機会もあらためて作っていけたらと考えています。