STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

初めてEMになって半年間でやってきたことの振り返り

初めてEMになって半年間でやってきたことの振り返り

STORES 予約 でエンジニアをしている natsume です。生後半年の子猫をお迎えし毎日癒やされています。

愛猫
はい、かわいい

STORES 予約 の開発チームは、自分が入社した2021年6月の段階ではエンジニア6名のチームでしたが、1年経った2022年6月では15名になり、エンジニアリングマネージャー(以下、EM)一人では全員を見るのは難しい人数となっていました。

そこでEMをもう一人立って半々で見ることとなり、そこに推薦していただきEMとなりました。

2022年7月からEMとして、開発をしつつもプロダクト開発に向き合う組織をよりよくしていくための施策を振り返っていきます!

施策は同じEMの ykpythemind さんと議論しながら考えているものです。いつもありがとうございます!

組織と開発チームの体制変更

組織構造の説明

STORES の組織構造は ◯◯部門 > ◯◯本部 > ◯◯グループ という階層になっています。各グループにはマネージャーが一人就くという形です。

STORES 予約 のエンジニアは テクノロジー部門 > 予約本部 > プロダクトグループ に所属しています。

開発体制としてはエンジニア7人づつの2チームで開発をしています。

Before: EM1人が14人のメンバーを見ている

グループをどう分けるか

今回、私がEMになり1つのグループを見ていくことになるので、プロダクトグループを分けることになります。

開発チームとグループを同じメンバーとするのが一番わかりやすい形かと思います。

組織と開発チームが密結合

しかし、開発チームのメンバー移動をしようとすると、組織変更も合わせて必要となり気軽に変更ができなくなります。

それによって

  • 「となりのチーム」のような存在になってしまって距離ができる
  • ロードマップ上によって柔軟にチーム構成を変えられなくなり、メンバーのやることに偏りができる

のような課題が出てくるだろうと考えました。

プロダクトグループの開発チームの特徴は

  • バックエンド/フロントエンドの垣根を設けず、設計からリリースまでそれぞれがチャレンジする
    • それっぽい言葉だとフルサイクルエンジニアみたいな
  • わちゃわちゃと楽しく開発できること
  • 垣根がないことによるメンバー間のコミュニケーションに壁ができづらいこと

など、柔軟性があり流動性を保ちつつもひとまとまりな開発チームでした。 その良い点を組織構造の都合で妨げるのは悪手だと思い、開発チームとグループは一致させないようにしました。

この判断はデメリットももちろんあり、EMが自グループのメンバーを見るためには別チームの動きも見る必要があります。

しかし

  • 元々チーム間の垣根を意識せずプロダクト開発に関わってきたこと
  • EM2人で頻繁に対話を繰り返し認識をすり合わせていたこと

もあり問題ないと考えました。

つまり、1EMが1チームを見るのではなく、2EMで2チームを見るような体制でいこうと決めました。

そうすればチームとグループのメンバーが異なっていてもメンバーのアクションを見ることができるし、EMそれぞれの視点から新たな気付きを得られることもできます。

最終的な組織構造

After: 組織と開発チームを疎結合

グループ名はその名前に特性を持たない

  • プロダクトAグループ
  • プロダクトBグループ

となりました。(A / B はデザイナーグループがその命名規則を使っていたので拝借しました)

感想

半年で開発チームのメンバーの入れ替えを2回行いましたが、特に障害はなくスムーズに行うことができ期待していた柔軟性・流動性は維持できています。

また、入れ替えによってメンバーのチャレンジを計画的に作ることができたのはかなり良い点でした。

オフラインイベント

続いてはコミュニケーションをより円滑に行えるようになるための施策として、オフラインイベントを実施しました。

急激に人数が増えたこともあり、同じ開発チームにいる方はよく話すが別チームの方とは話す頻度が減った、などの課題が出てきました。

昼会やスプリントプランニングなどのスクラムイベントは開発チーム毎に実施しており、開発チームがかぶらないと話すタイミングが少なく「ほぼ話したことがない」メンバー同士もいる状況でした。

オフィスなどでオフラインで顔を合わせて話すと、リモート環境でも話しやすくなるという経験からオフラインイベントを実施しようとなりました。

課題と目的の整理

  • コミュニケーションを円滑に
  • 価値をデリバリーすることにこだわるチームへ
  • 将来へのワクワク感

を目的とし、マネジャー陣でどのような内容を実施するか相談しました。

より課題感があったコミュニケーションを元に、相互理解を軸としたコンテンツを実施していくこととなりました。

タイムライン

当日タイムライン(15時 - 19時)

  • シャッフルして自己紹介(0.5h)
    • チームにランダム分けて話す
  • 相互理解のエクササイズ(1.5h)
  • 休憩(10分)
  • チームとして大事にするバリュー(1h)
    • チーム分けて、重要なバリュー / 重要じゃないバリューを選定する
    • 重要なバリューを体現するために、具体的なアクションまで落とし込む
  • 懇親会
    • @オフィス

バリューに関してはテックマニフェストから選ぶようにしました。

product.st.inc

当日

STORES 予約 の開発に関わるPM/デザイナ/エンジニアの総勢25名が集まりました!

コンテンツを集約しているmiroにはたくさんの書き込みが!

感想

「オフラインは初めまして」同士の方も結構いて、よい機会になったのではないかと思います。これをきっかけに気軽に雑談しやすくなればよいですね!

また私目線でも「どのメンバー同士があまり話せてない」など把握できたり、各メンバーがどのような意見を持っているのか再認識できてとても良い時間となりました。miroで実施したのも記録として残り、定期的に見返せるのもよかった点ですね。

まとめ

今回行った施策を振り返ってみると、言語化し記録しておくことは大切だなと思いました。その瞬間考えていたことなど揮発しており、slackや議事録を漁って当時の気持ちを思い出しながらアウトプットするのに時間がかかりました。

今回書けなかった他にも走らせてる施策などはまた記事にできればと思います。