STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

heyのテクノロジー部門のマニフェストをつくりました。

f:id:jnishimu:20220324145437g:plain こんにちは、heyのテクノロジー部門データ本部でマネージャーをやっている西村(@jnishimu)です。
この記事では、テクノロジー部門の基本方針であるマニフェストをつくったので、その紹介とつくった過程について書いていきます。

マニフェストとは、個人または団体がその方針や意図を広く多数の者に向かって知らせるための文書や演説。声明文(せいめいぶん)・宣言書(宣言)を意味する言葉です。
ここでは、heyとして目指している「Just for Fun」「オーナーさんを支える STORES プラットフォーム」を、「テクノロジーチームとしてどのようにして目指すのか」を言語化したものをマニフェストと呼んでいます。

なぜマニフェストが必要だったか

f:id:jnishimu:20220323133508p:plain

わたしたちは「Just for Funな世界」、「オーナーさんを支える STORES プラットフォーム の実現」をミッションとしています。
目指しているものについては明確ですが、

  • 我々はどういうスタイルで走るのか
  • 何を大切にしているのか

といった共通言語や価値基準は明文化されていませんでした。

また、heyは会社全体で400名を超える組織になっています。そして、エンジニアを中心としたテクノロジー部門のメンバーも100人を超える規模になりました。
これまでは目の前の技術的課題に愚直に向き合うことでプロダクトや事業の成長に貢献してきましたが、これだけの規模になってくると何かしらの共通認識を持って、日々の開発に取り組む、そのときに拠り所となる指針が必要になってくるフェーズになってきました。

そこで、テクノロジー部門の共通言語や価値基準を作ることで、これをガイドラインとして、目指しているところに前進していけるのではないかと考えました。

heyには全社のバリューもあります。
全社として大切にする行動指針・意思決定基準である全社バリューを、テクノロジー部門として尖らせ、より具体化・発展させたものがテクノロジー部門のマニフェストという位置付けになります。
テクノロジー部門として独自に大切にしたいことを、全社戦略や全社バリューに沿った形で定義しています。

どういうステップでつくっていったのか

マニフェストをどのようにつくっていったのか。

今回のマニフェストのようなテクノロジー組織の大きな方針を決めるときに、CTOを中心とするシニアマネージャー陣がトップダウンで決める方法もあると思うのですが、我々はメンバーの声を吸い上げて一緒に作り上げる方法を選択しました。
なぜこの方法を選択したかというと、heyがサービスごとに独立した会社(STORES.jp、Coiney、Coubic)だったメンバーが集まってできた組織なので、各組織の「いま」のらしさについても知った上でマニフェストを作りたいと思ったのが1つ目の理由です。
もう1つの理由としては、お互いの組織の「らしさ」について横で知り合う機会にしたいという意図もありました。

ステップとしては大きく2つです。

1. テクノロジー部門の各チームが、「いま」大切にしている行動指針・意思決定基準について言語化・共有する

2. テクノロジー部門の「ありたい姿」の実現に向け、「これから」大切にしたい行動指針・意思決定基準を考える

テクノロジー部門のメンバー全員で上記の2ステップをワークショップの形で実施し、「いま」と「これから」を言語化しました。


f:id:jnishimu:20220323133321p:plain





ワークショップで出てきたものは、マニフェストをつくるためのたくさんのタネです。
そのタネの1つ1つを読み解いて、何度も議論を重ね、最終的にheyのテクノロジー部門らしい言葉に落とし込んでいきました。

集めたタネを言語化するときに特に大事にしたことが2つあります。
1つは、heyのミッションである「Just for Fun」にとって大切なものであること。
「改めて考えたときに、エンジニアがどうミッションに貢献するのか?」「そのために必要な行動はなんだろう?」ということを意識しました。

2つめは、「みんな」が「いつも」使えるものであること。
みんなで決めたマニフェストが毎日の仕事の中で使えるものになっていないと意味がありません。「heyにいるエンジニア全員が大事にできるもの」「個やチームでの意思決定や、フィードバックに使えるもの」という点を考えて丁寧に言語化しました。

こうして、最終的にメインとなる「マニフェスト」とそれを支える「6つのバリュー」が完成しました。

hey テクノロジー部門 マニフェスト

f:id:jnishimu:20220323180557p:plain
ワークショップで出てきたアイデアのタネ

繰り返しになりますが、heyのミッションは「Just for Fun」 「こだわりや情熱、たのしみに駆動された、Just for Funな経済をつくる」というものです。

では、heyのエンジニア組織は、どのように 「こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済の発展を支援」していくのか?





職業人として技を磨き続ける。
その自力があるから、みんなで大きなことができる、
どんな課題や変化にも応えられる。

制約の中で最高に良いものを作る。
そのエンジニアのこだわりが、オーナーさんのこだわりに応えていく。






これがheyのテクノロジー部門のマニフェストです。

続いて、このマニフェストを支える6つのバリューについて紹介します。

縦に技を掘る

f:id:jnishimu:20220323132405g:plain
縦に技を掘る
自らの技術的な専門性を、磨き続けているか。 また、それを発揮して 人から頼られる存在になっているか。

専門性を深化させることは、 別領域の専門性を掴みやすくする。

イシューを問い直す

f:id:jnishimu:20220323132817g:plain
イシューを問い直す
課題の本質を見極め、 今やるべきことを正しく捉えているか。

「やらなくて済むこと」をやっていては、 価値も速度も生み出せない。

最短経路で価値を生む

f:id:jnishimu:20220323132837g:plain
最短経路で価値を生む
目的に対して最短経路で進めているか。

その道筋を見つける工夫が、 プロダクトの価値を高めていく。

仮説を仕込む

f:id:jnishimu:20220323132857g:plain
仮説を仕込む
状況理解のために、よく観察し、 検証のための仮説を立てているか。

例えば、何か課題があった時に ログを紐解いたり、仕込んだり。

解像度を高くするために探索行動をしよう。

論より動くもの

f:id:jnishimu:20220323132913g:plain
論より動くもの
考えや解決策を、 目に見えるもの、動くもので提案しよう。

プロトタイプやプルリクエストが、 チームの意思決定を加速させる。

役割を超える

f:id:jnishimu:20220323132929g:plain
役割を超える
オーナーシップを持ち、 時には自らの役割を超えた行動をしているか。

自分を超える。 必要とあらば、自ら一歩目を踏み出し、 専門領域を超える。

チームを超える。 他のチームに自分の専門性が必要な時、支援する。 またそのような越境者を歓迎する。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。 heyのテクノロジー部門が大切にしたいことを感じてもらえていたら、うれしいです。 まだ、できたばかりの「hey テクノロジー部門 マニフェスト」をメンバー全員で大切に育てていけたらなと思います。

heyでは、一緒に働く仲間を募集しています。 heyのテクノロジー部門のマニフェスト / バリューを体現して、「Just for Funな世界」、「オーナーさんを支える STORES プラットフォーム の実現」を一緒に目指しましょう!

hello.hey.jp