こんにちは、技術広報のえんじぇるです。iOSDC Japan 2023 お疲れさまでした！STORES からは総勢15名で参加しました。このブログは参加したみんなで書いています。

プロポーザル提出編

STORES では毎年みんなでプロポーザルを提出しよう！という活動をしています。iOSDC Japanの運営メンバーをやっている @huinと@RyIw1 がいること、iOSエンジニアが「iOSDCで発表したい！」という強い気持ちがあるからです。今年は@marcy731が採択されました！（その後の発表については後ほど）

印象に残ったセッション

nekowen

自分は旅行アプリにおけるLive Activitiesを用いたフライト追跡が印象に残ったセッションの一つでした。 Live Activitiesとは何か、から実装のHowや制約、さらに導入事例まで細かく説明されているため、今後Live Activitiesを使う時に参考になるなこれは、と思いながら聞いていました。

neko

私が印象に残ったセッションのうち1つは「旅行アプリでより正確にパスポートを読み込む技術」です。パスポートに記載されている内容のフォーマットの説明から始まり、複数の技術を比較しながら試していく過程を知ることができ、技術選定の事例として非常に学ぶことが多かったと感じました。もう1つは「External Accessory入門 - 公式Frameworkを使ってレシートプリンターを制御する」です。こちらは普段自分たちも身近に接している技術の内容でしたが、自分たちもこうしたハードウェアに関するナレッジをもっと発信していっても良いかもと思わされる内容でした。セッションの中で実際にプリンターからレシートを印刷して見せるところも楽しかったです。

@monolithic_adam

なんかコロナ前のiOSDC感じになってきてとても楽しかった三日間でした！giginetさんの「Swift Packageを使った巨大な依存グラフのキャッシュ戦略」がずっと気になっていたScipioについてとかメリット・デメリットまで聞けてどこかで導入してみたい！CacheのおかげでとかSharedCacheのアイデアで大規模なチームに本当に役に立ちそう。

後は「TextKit 2 時代の iOS のキーボードとテキスト入力と表示のすべて」。ちょっと思い出話だけどTextKit今まで何回かゴリゴリ触ったことあってTextKit2からのいいポイントを色々聞いてなんかその時やっていたこともっと便利にできたかもとか、一番直近のTextKit 1のAPI一部だけでも触ったら全部はTextKit 1のAPIになってしまう苦しみを思い出したw。どこかでまた触るチャンスはあると思うのでできる・できないことをこのトーク参考にできる。

enomoto

私は「モバイルアプリの行動ログの運用つらさ解消法」のセッションが印象に残っています。会社の技術基盤を上手く利用しつつ、チームとしてどのように課題に取り組んでいったか、各人がどのようにオーナーシップを持って運用改善をやっていったかが伝わってきて良かったです。iOSDCらしい現場感溢れる発表だったと思います。

えんじぇる @sweet_chiho

ほとんどの時間はブース運営スタッフ業をしていたのですが、@RyIw1に「iOSDCはLTが面白いから見て！」と強くお勧めされたのでLTを覗いてきました。入り口にペンライトがあって、なんだろうこれはと思ったら終わりを知らせる合図なんですね！新鮮でした。LTの中では「輝け俺のViewController 〜海外iOSカンファレンス登壇編〜」が特に印象に残りました。海外カンファレンスでの登壇、すごい。

現地での思い出

@marcy731の発表

当日体調不良で参加できなくなったため、事前録画での発表となりました。発表を聞いていただいたみなさま、ありがとうございました！

登壇資料は下記です。

speakerdeck.com

STORES Beer Bashの出張編を開催しました

STORES では、2ヶ月に1度オフィスに来ていただき、STORES のメンバーと飲み食いしながらおしゃべりを楽しむBeer Bashを開催しています。

coubic.com

今回はこの出張版として会場でいっしょにランチを食べる会を開催しました！STORESのCTO藤村とVPoE 佐藤も参加し、技術談義に花を咲かせました。参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

nekoの感想

最初はお互いに様子をうかがいつつではありましたが、技術的な話題をワイワイ話すことができました。昼食を食べながらということで、気楽な雰囲気で進められたのは良かった点でした。藤村さんにご参加いただき、モバイルに閉じず、STORES 全体の技術的な雰囲気が伝わった気もします。STORES 側参加者のプロフィールを書いたものを準備しておけば良かったかもと感じたので、次回以降検討したいなと思っています。

コード見せます会

STORES のプロダクトをより深く知ってもらいたい、コード見せます会を開催しました。STORES ブランドアプリ、STORES 予約、STORES レジ、STORES 決済と4つのプロダクトのコードを見ていただいたのですが、どの回も盛況でした。時間が足りなかった回もあったそうで、来年度に向けて改善の余地がありそうです。