こんにちは、STORES レジアプリを開発している @nekowen です。
iOSDC Japan 2024、お疲れ様でした!STORES からは総勢23名で参加しました。
この記事は参加したメンバーで書いています
印象に残ったセッション
@satoryo56
Accessibility for Swift Charts では、オーディオグラフやVoice Overなどチャートの機能について解説されていました。
私は普段Swift Chartsに触れることがなかったのですが、ヘルスケアアプリや株価アプリでグラフの読み上げを行ったり、チャートを表示するViewにアクセシビリティ対応をすることで詳細な説明を加えることができたりと新しい発見がありました。
グラフの動きを音で表現するデモ動画がいくつかあったのですが、個人的にツボだったのでまだご覧になっていない方は必見(必聴?)です!
@enomoto
Strict ConcurrencyとSwift 6が開く新時代: 私たちはどう生きるか? の座談会が印象に残っています。
登壇者の皆さんによる集合知的なセッションで、それぞれの視点からStrict Concurrencyに対する向き合い方や考え方を聞けたことが大変面白く、参考になりました。
聞くところによると、登壇者の皆さんは、このセッションに向けてチャットで多くの議論を重ねて準備をした上で当日を迎えたそうです。そのおかげもあってか、大変聞きごたえのあるセッションでした。iOSDCの会期が終了した後にも、社内の有志で同セッションの録画を見直しました。
@naberyo
Kotlin MultiplatformでSaaS大規模アプリの生産性を向上させる技術的意思決定と導入効果を最大化するための取り組み
開発生産性を向上させるためにKotlin Multiplatform (KMP) を導入したリアルな経験談を聴くことができました。
特に、技術検証やドキュメントの整備、組織体制の変更といった、新しい技術にどのように取り組んだかについての詳細が知れて良かったです。
また、私は普段Androidアプリの開発をしているため、iOSエンジニアの視点からKMPについての率直な意見を聞けたことが非常に新鮮でした。
STORES から 3名登壇しました
@nekowen の発表
MetricKitとは何か、STORES での事例について紹介しました。 パフォーマンス計測や、アプリの隠れた不具合を検知するのにMetricKitが活用できます。ぜひこの機会にMetricKitへの理解を深めてみてください
@soh の発表
モバイルアプリでよく見かける脆弱性とその対策方法について紹介しました。 脆弱性を生まないためにも、モバイルアプリエンジニアは是非聞いておきたいセッションです!
@marcy731 の発表
WKWebViewの各APIおよび開発の中で得られたノウハウを交えた活用方法を紹介しました。 あまり使われないAPIなども紹介しています。この機会にWKWebViewを深く理解し、WKWebViewマスターを目指しましょう!
ブース
昨年度と同様、STORESプロダクトのiOSアプリのデモを行いました。
STORES では STORES プロダクト同士が連携されています。 STORES レジを中心に予約情報の確認や、STORES ブランドアプリを利用したお会計時のポイント利用、STORES 決済を利用したクレジットカードでの決済をきてもらった方に触っていただきました。
ブースに立ってみての感想 @tomorrowkey
デモでは、普段なかなか決済できないような金額を決済してみるお買い物体験や、ヘアサロンを模して店員さんになりきってみる体験を実施しました。
おかげさまでたくさんの方にお越しいただき、普段触ることのないレジや決済端末に触れる貴重な体験を提供できたのではないかと思います。
また、デモを通してさまざまなフィードバックをいただけたので、今後の開発に活かしていきたいと思います。
STORES ランチ会を開催しました
STORES では、2ヶ月に1度 オフィスに来ていただき、STORES のメンバーと飲み食いしながらおしゃべりを楽しむBeer Bashを開催しています。
去年に引き続き今年もBeer Bash の出張版として、STORES メンバーと一緒にランチを食べる会を開催しました!
Day 1はCTOを交えて、Day 2はfor Womenとして女性向けのランチ会でした。両日とも、とても盛り上がり、あっという間の時間でした。
コード見せます会
STORES のプロダクトをより深く知ってもらうため、アンカンファレンスにてSTORES レジ、 STORES ブランドアプリのソースコードの一部をお見せする会を開催しました。
参加者からアーキテクチャやAPIのエラーハンドリングなどはどうしているか、といった質問をいただいたり、技術討論を行うことで、 プロダクトの中身を少しでも知ってもらえる良い機会になったかなと感じました!
アフターイベントを開催します
iOSDC Japan 2024は終わってしまいましたが、まだまだ話したい、もっと語りたいという方、ぜひ STORES が主催するアフターイベントにご参加ください!
※こちらはiOSDC Japan 2024 による公式イベントではありません