STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

#rubykaigi_uragawa で伝えたかったこと。RubyKaigi 2023 スポンサーとしてのふりかえり

こんにちは、技術広報のえんじぇるです。STORES ADVENT CALENDAR 8日目を担当します。

先日11/16に開催された『各社の技術広報が明かす「RubyKaigiスポンサーの裏話」運営ノウハウやコミュニティへの想い』に登壇しました。今回は登壇でお話した内容と質疑応答の補足をお伝えします。

登壇内容

発表した内容は下記の資料をご覧ください。(Speaker Deckのアカウントを作って、資料をあげる日が来るなんて!)

speakerdeck.com

豆知識(?)ですが、Speaker Deckで資料をあげる際に、Nameを英語で入力してアップロード、公開した後Nameを編集して日本語に戻すと、不思議なURLになることを回避できます。

資料の中で紹介しているリンクは下記です。

product.st.inc

product.st.inc

RubyKaigi 2023の反省点

イベントではスポンサーとして何をしたのかをお伝えしたのですが、ふりかえりの部分を話せなかったので、今回は主に反省点を紹介します。

ブースでやりたいこと多すぎ問題

ブースではノベルティとしてオーナーさんの商品を準備し、オーナーさんのお店を巡ってもらうためのMatsumoto Mapを用意したのですが、その他にもやらないといけないことがありました。

  • 事後イベントに申込みをしてもらった方にミニタオルをプレゼント
  • Xの投稿キャンペーンの案内
  • After Partyの事前受付
  • スタンプラリーのタウ王

After Partyは250名が参加予定だったので、受付業務だけでわりと忙しいにもかかわらず、ノベルティ、Matsumoto Map、イベント申込みやXキャンペーンと紹介したいことが多すぎました。プロダクトのデモも置いていたのですが、これだけ盛りだくさんだと、そこまで紹介できるわけもなく…詰め込み過ぎはよくないです。ブースでどのような導線で、何を印象に残したいのかの設計不足でした。

海外ゲストへの配慮不足

海外から参加する方も多いと聞いていたにも関わらず、ブースのパネルや配布したMatsumoto Mapも日本語表記のみでした。英語で対応できるメンバーは限られていたので、パネルだけでも日英併記にすべきでした。来年度はやる、絶対。

CTOとVPoEを持て余していた

RubyKaigi 2023には、CTOとVPoEも参加していたのですが、それぞれがいることを活かしたコンテンツを考えておらず、ただ参加してもらうだけになってしまいました。二人が楽しいRubyKaigiを過ごせたらそれでいいのかもしれないけど、技術広報視点では何か仕事をお願いすればよかったなと反省しています。来年はちゃんと考えます。

質疑応答の補足

続いて、当日イベントであがった質疑応答の補足です。

ノベルティって各社どれくらいの予算で準備なさっているんでしょうか?

RubyKaigi 2023が私にとって初めてのRubyKaigiだったので、ノベルティの個数や予算の見積もりが甘かったなと反省しています。企画段階で準備したいものが増えていき、最終的に用意したノベルティ類が下記となります。

  • オーナーさんのお菓子
  • Matsumoto Map
  • ミニタオル(イベントに申込んでいただいた方へのプレゼント)
  • 松本城をかぶったストまる、論より動くもの.fmのステッカー
  • うちわ(ブース&After Party会場の装飾用)

毎日配っていたオーナーさんのお菓子に関しては、想定来場者数に対して20%/日で準備したのですが、早めになくなる日もあれば、ちょっと余る日もありました。今ふりかえってみると種類も量も多いので、来年はメリハリをつけたいなと思います。

服は1人あたり複数枚用意しましたか?

予算に限りがあるので、1人1枚です!なるべくインナーを着てくださいとお願いしています。ホテルに洗濯室がある場合は、洗濯しているメンバーもいました。

スポンサープランをどれにするか?というのはどういう判断基準で決められてますか?

イベントでは「一番上!」という何も説明していない回答だったので、なぜ STORES がRubyKaigiで上位スポンサーを希望するのかをお伝えします。

STORES はお店のデジタル化を支援する5つのプロダクトを提供しています。そして、そのうち4つのプロダクトのバックエンドがRubyです。STORES 決済ではJavaを使っていたり、他にもGoを使っている部分もありますが、Rubyがプロダクト開発において重要な言語であることは間違いないです。

STORES のプロダクトにとって重要だからという理由の他に、RubyKaigiというRubyコミッターやRubyエンジニア、Rubyに思いのある方々が集まる場はRubyが発展していくために、とても大事な場だと思っています。RubyKaigiを盛り上げたい、力になりたいという気持ちが STORES として強くあるので、スポンサーメニューが出る前から上位スポンサーで予算を考えています。

RubyKaigi 2023では、After Partyスポンサーをさせていただきましたが、キックオフで伝えた時に社内のRubyエンジニアの気持ちの高まりを感じました。RubyKaigi最終日のAfter Partyという盛り上がる場を作ることの一端を担えることにワクワクしてくれたんじゃないかと思います。我々はRubyKaigiを盛り上げたいのだ!

もうRubyKaigi 2024の社内稟議は出しましたか?

予算策定中なので、まだ社内稟議は出してないのですが、2024もなる早で申し込めるようにやっていく所存です。

Just for Fun!

カンファレンススポンサーは準備が色々と、本当に色々とあり、開催中も忙しく、終わってからも事後イベントなどで大変ではあるのですが、こんなに楽しい仕事はないやろ!とも思うのです。

私はエンジニア出身ではないし、技術のことはまだまだわからないことが多いのですが、カンファレンスやイベントなどのみんなが集まる場が大好きです。その場の熱量って簡単に生まれるものではなく、運営の方や参加されるみなさんの気持ちから生まれるものだと思います。その一端を自分の仕事が担えるのが嬉しくて、この仕事は私のJust for Funなんですよね。技術広報という仕事をこんなにも楽しめるなんて想像してなかったから、私を技術広報に導いてくれた会社にも、そして私に楽しい思いをさせてくれている社内のエンジニアのみなさんにも、社外のエンジニアのみなさんにも感謝しています。ありがとう!

ポエムをまき散らしてしまいましたが、年内最後のイベントとしてANDPADさんとRuby 3.3のリリースパーティをします。ぜひご参加ください! andpad.connpass.com

そして、STORESではRubyエンジニアをとっても募集しています。少しでも興味を持っていただけたなら、お知り合いのエンジニアにお気軽にご連絡ください!もちろん私にご連絡いただいても大丈夫です。お気軽に、ぜひ!

jobs.st.inc

明日の STORES ADVENT CALENDARはAndroidエンジニアのn-sekiさんです!お楽しみに!