STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

地道にトライ&エラーを繰り返せるか、スケートボードとソフトウェア開発の共通点【ep.27 #論より動くもの .fm】

CTO 藤村がホストするPodcast、論より動くもの.fmの第27回を公開しました。今回は2023卒入社のエンジニアhiromuとWeb開発をするようになったきっかけ、新卒1年目の時の仕事、スケートボードについて話しました。

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Railsチュートリアルで感動、Web開発の道に

藤村:こんにちは、論より動くもの.fmです。論より動くもの.fmは、STORES のCTOである私、藤村が技術や技術じゃないことについてざっくばらんに話すPodcastです。今日はSTORES でエンジニアとして活躍しているhiromuさんに来てもらいました。hiromuさんこんにちは。

hiromu:こんにちは。

藤村:簡単に自己紹介をお願いします。

hiromu:2023年卒で STORES で働いてます。STORES 予約でエンジニアをしています、hiromuといいます。よろしくお願いします。

藤村:お願いします。hiromuさんはWeb開発をやっている?フロントエンド、バックエンドの両方?

hiromu:最近はバックエンドが多いですね。

藤村:得意ジャンルはWeb開発?

hiromu:ですね、もともとフロントエンドが結構好きでやってましたね。

藤村:僕は幽霊部員的な感じになっているプロジェクトだけど、一緒のプロジェクトじゃないですか。そこでの仕事ぶりを見ていると、フロントエンドが得意だったのかってくらいバックエンドの仕事をしてるよなって感覚を持っていた。

hiromu:確かに、最近はほぼバックエンドですね。

藤村:そうよね、でも両方やると便利ですからね。最近はどんな仕事をしてるんですか?

hiromu:最近はプロダクト横断で STORES レジ に STORES 予約 の予約情報を連携して、それをもとにお会計できるようにする機能の開発をしています。*1

www.st.inc

藤村:STORES レジ と STORES 予約 をついに繋いでしまったのかってやつですね。やっぱり大変ですか?

hiromu:自分は途中から入ったので、最初のほうはキャッチアップが大変でしたね。

藤村:プロダクトを横断するプロジェクトはどうしてもハイコンテキストになっちゃいますもんね。新卒で入って、すぐにめざましい活躍をしてくれているのは僕も見ていて知っているんですが、hiromuさんはなんでソフトウェア開発をやるようになったんですか?

hiromu:最初はWeb制作というか、ホームページを作るところから始めたんですけど、なんかもっと難しいことしたいなと思って、Railsチュートリアルとかをやって、そこからWeb開発に入っていった感じですね。

藤村:なるほど。Webを作るところから入るっていうのはよくあるパターンだが、いつ頃から始めたんですか?

hiromu:大学1年生の終わりぐらいですね。

藤村:よくその期間でここまできましたね。大学の時はバイトとかしてました?

hiromu:バイトはあんまりしてなかったですね。

藤村:すごいよな、ここまで。やり始めたら面白かった?

hiromu:そうですね。RailsチュートリアルをやるとTwitterっぽいものができるじゃないですか。それに結構感動しましたね、自分でも作れちゃうんだっていう。

藤村:それを一回感じるとなぁ、あとの困難は乗り越えればいいだけみたいな感じになってきて、どんどん進んでしまうみたいなのはありますよね。

hiromu:最初も何が何だか全然わかんない状況だったんですけど、とりあえずそのままコードを写したら何か動いたみたいな感じでしたね。

藤村:どうですか、ソフトウェア開発は面白い?

hiromu:面白いです。

藤村:面白さを感じるポイントが知りたい。

hiromu:うーん、なんだろうな。今GraphQLを書いてるんですけど、いろいろ新しい技術が出てくるのが結構面白いですね。

藤村:飽きることはできないですよね、無限に出てくるから。

hiromu:そうですね。

新卒1年目の時、何してた?

藤村:STORES で働いてみてどうですか?

hiromu:本当に不満みたいなところが思い当たらなくて、すごく楽しく働かせてもらってます。

藤村:就職活動で STORES を知ったって感じですよね。

hiromu:そうですね、エージェントに紹介してもらいました。

藤村:で、STORES 予約 のチームの人と会って、体験入社もした?

hiromu:体験入社もしました。

藤村:そうか、まだ1年目なのか。仕事の様子を知っているので、本当に1年目なのかみたいな気持ちになってくるぐらいhiromuさんは活躍してるんですけど。最近ソフトウェア開発やそれ以外でも興味あることはありますか?

hiromu:最近個人的に勉強してるのはLinuxの仕組み的なところですね。本を買って読んでいます。

藤村:低レイヤーに興味が出てきたんですね。

hiromu:そうですね、自分はコンピュータサイエンスを専攻してないので、大学生の時からちょいちょい独学で勉強してたりはしました。

藤村:僕も私大文系卒なんでコンピュータサイエンスの知識が全然ない状態で、社会人になってプログラミングを始めたので気持ちがわかるというか。後追いでも仕組みがわかると面白いですよね。

hiromu:面白いですね。

藤村:コードを書いてみても面白いかもしれない、普通にCを書いてみるみたいな。

hiromu:今読んでる本はPythonとGoでのサンプルコードがあってわかりやすいですね。

藤村:そうか、現代の本はそうですよね。PythonとGo、現代的な選択肢だな。 僕らはそこそこ経験年数という面では離れている属性を持っているんだが、逆にhiromuさんから僕に聞いてみたいこととかあります?

hiromu:そうですね、藤村さんが自分ぐらいの年齢の時、新卒の時にどういうことをしていたのかがちょっと気になりますね。

藤村:僕が新卒の時、このぐらいの時期は人事発令を画面に帳票を出すプログラムを書いてました。めっちゃ簡単なんですけど。で、設計書を書かないといけないんですよ。こういう帳票が出ますみたいなのをExcelで表現するんですけど、僕はあんまり緻密なタイプではないところがあって。Excelの表を作ると線がずれたり、書式が揃ってなかったりするんですよ。それをめっちゃ怒られてました。仕事が面白いとかなかったですね、食うために働くしかないみたいな。

hiromu:その後からソフトウェア開発にハマっていった感じなんですか?

藤村:そう。1年目の頃はそういうものを作ってて、2年目ぐらいになったら人事情報検索システムみたいなのを作ることになって、それが抽象化やパフォーマンスチューニングとかがほどよく入っている面白いお題で、問題を解くのも楽しかったし、自分で解法を組み立てるのも面白かったし、パフォーマンスチューニングするのも面白かったので結構ハマって、僕はプログラミングを好きかもしれないなって思い始めましたね。 1年目の時はマジで今日バイトだるいなみたいなそういう感じでした、感覚的には。hiromuさんは仕事楽しいですか?

hiromu:みなさん優しい方ばっかりで楽しいですね。のびのびと開発させてもらっています。

藤村:いいな、僕も新卒1年目から楽しい職場に行けたらよかったのにと今思ってしまった。

スケートボードとソフトウェア開発の共通点

藤村:hiromuさんがスケートボードをやっているっていうのは別でちょっと話したことがあるんですけど、最近やってますか?

hiromu:最近は半年ぐらいやってなかったんですけど、また直近でちょうどやり始めたところです。

藤村:ソフトウェア開発と共通点はありますか?

hiromu:それで言うとスケボーはめちゃくちゃ派手に見えがちなんですけど、めっちゃ地道なものだと思ってて。めちゃくちゃ試行錯誤をするので。ソフトウェア開発と共通してるのかな。でもやればやれるみたいなところはあるかもしれない。

藤村:なんかありますよね、すごい細かい体重の乗せ方とか足を踏み抜くタイミングとかで結果が変わってくるのを無限にトライ&エラーし続けないといけない感じじゃないですか。その愚直さをやれるかやれないか、みたいなのは結構重要な気が確かにするな。

これ全部やればできるっていう発想を割と自分はしがちなんだけど。すごい量が多いように見えるけど全件一個ずつやれば2時間でいけるじゃん、じゃあやるかみたいなノリに僕はなりがちなんで。それをちゃんと全部踏み抜いていけるかみたいなのは、地道にトライ&エラーを繰り返せるかと似ているところがあるかもしれないな。

っていうところにhiromuさんがパッと思いが至ったっていうのが、個人的にはめっちゃ面白かった。

hiromu:藤村さんもスケボーやられてたんでしたっけ?

藤村:僕は何度も挑戦して何度もやらなくなってます。オーリーがギリできたぐらいで脱落しがち。

hiromu:難しいですよね。

藤村:難しい。本当に面白い文化だなと思って、周りは好きな人が多いので、すごいクリエイティブな文化だなと思ってリスペクトしているものが一つである。街があって、街の中にスケートできるところ、できないところがあって、ここでやるとこういうことができるっていうのをみんな発見して、そこで何かをやっていくのが面白いなと思って見てますね。 ストリートじゃなくてもパークでもそうなんですけど、パークだともっとスポーツっぽいけど。ストリートでやってる人は街の見立てみたいなのがあるじゃないですか、ここだ!みたいな。すごい面白いなと思って見てますね。*2

hiromu:いやーマジで面白いです。ここの階段でこんなんやるんだとか。発想がすごいですね。

藤村:その見立てするんだっていうのがあまりにもクリエイティブで面白いっていうのがあって、たまにYouTubeとかInstagramでスケートボードの動画が流れてくると永遠に見ちゃうときがある。

hiromu:確かにクリエイティブさみたいなとこだとソフトウェア開発と同じようなものを感じる気がしますね。

藤村:そうですね、一言では言い表しにくいけど何かがありますよね。 締めに入ろうと思います。ということで、スケートボードの話をしていたら意外と面白くて時間が過ぎてしまった今日の論より動くもの.fmでした。今日は STORES 予約 を中心にバックエンドやフロントエンドで活躍しているhiromuさんに来てもらいました。hiromuさんありがとうございました。

hiromu:ありがとうございました。

藤村:#論より動くもの で感想お待ちしてます。お便り募集フォームもあるので、お便りもぜひお願いします。お答えしたいです。そして STORES で一緒に働いてくれるエンジニアの方も募集しているので、ぜひともお声掛けください。ということで、論より動くもの.fmを終わろうと思います。ご機嫌よう。

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*1:編集注:本エピソード収録後に無事リリースされました

*2:スケートボードは、ルールとマナーを守って安全に楽しみましょう。
日本スケートボード協会「スケートボードのルール&マナー