はじめに
STORES で SRE のエンジニアをしている@ryohjiakimotoです。
今回は hey のプロダクトブログ(テックブログ)*1 の運営とこれまでの変遷についてご紹介させていただきます。
hey Advent Calendar 2021の10日目です。
heyでは STORES、STORES 決済、STORES 予約、STORES レジと現在4つのプロダクトがあります。
エンジニア組織としては、各プロダクトのチームに加えて、共通基盤、データ、セキュリティーなどのチームがあります。
プロダクトブログについては、すべてのプロダクトで足並みを揃えて始めたわけではなく STORES のエンジニアチーム(以下 EC 本部)の取り組みとしてスタートしました。
2020 年 6 月からスタートし、多くのエンジニアに支えられ約一年半着々と記事を公開でき、ある程度軌道に乗った運用が出来つつあるのかと思っています。
弊社の取り組みがベストではないと思いますしまだまだ課題もある状況ではありますが、これまでの変遷をまとめることでブログをうまく運営するためのヒントになればと思っております。
ブログの運営
プロダクトブログを開設するにあたりプロダクトブログ管理室を設置し、管理室が主体となって運営をしています。
最初は EC 本部でスタートしたため、EC 本部のバックエンド、フロントエンドといった各チームからメンバーが参加する形で管理室がスタートしました。
その後、他のプロダクトのチームからも参加してもらい、現在ではプロダクト横断のチームとなっています。
管理室では下記のような取り組みをしています。
- 記事をスムーズに公開できるようにするための取り組み(公開までのフローまとめや記載ルールの取り決めなど)
- たくさんの記事が公開できるようにするための取り組み(各チームに記事作成の働きかけやテーマ決めのサポートなど)
- ブログ全体の方向性の決定
- 効果測定、可視化
これまでの変遷
ここからは、これまでの変遷をいろいろなデータから見ていきたいと思います。
2020/06 ~ 2020/11
- 基本的には EC 本部のエンジニアで記事を公開
- 管理室のメンバーも実際に記事を書いたりして、継続するようにがんばっていたのが正直なところです。。。
- 管理室のメンバーの記事 : 8/14 記事
- 参加者数の増加に比べて記事数の方が大きく増加
- いろいろなエンジニアに参加してもらったというより、特定のエンジニアが複数の記事を書いていた
- 参加したエンジニア 9 人で 14 本の記事を公開
2020/12
- アドベントカレンダーで、公開された記事の数やこれまで参加したことがなかったメンバーの参加が増える
2021/01 ~ 2021/06
- アドベントカレンダーをきっかけに STORES 予約のエンジニアチームやデータ基盤チームのエンジニアも参加するようになる
- 引き続き、参加者数の増加に比べて記事数の方が大きく増加
- 管理室以外のメンバーが記事を書くケースが増えた
- 管理室のメンバーの記事 : 2/11 記事
- 1、2月はアドベントカレンダーの反動で記事の公開なし
2021/07 ~ 2021/11
- 参加者数が大きく増加
- STORES 決済のチームや、新規プロダクトである STORES レジのリリースに合わせてレジの開発チームも参加してくれ、hey のエンジニアチーム全体での取り組みになった
- 公開された記事の数も大きく増加
- 管理室の役割として、継続的に記事を公開していくよりも今後の方向性や効果測定を考えるように
その他
弊社のプロダクトブログではエンジニアがローテーションで書くことはせず、書きたい人が書くスタイルで運営してきました。 以下の図では、一人が公開した記事の本数をまとめてみました。
これを見ると、3本以上公開したメンバー(10 人)で約半数の記事を公開し、約30人のメンバーで残りの半分を公開していることがわかりました。 たくさんの記事を公開してくれたメンバーの存在は大きいものの、残りのメンバーの記事がなければ継続してこれなかったということがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いろいろなブログサイトの運営状況を見ているわけではないので教訓的なことはありませんが、一例として参考になればと思います。
弊社では採用も積極的に行っており、Hello hey というイベントを定期的に行っていたり、カジュアル面談なども可能です。 もし興味をもってくださった方がいましたらフランクにお声がけいただけるとありがたいです。
明日は
- @MarieMukoharaから入社エントリまたはポテンシャル採用の話
- @jiroから入社エントリ
の二本立てです! お楽しみください〜。