STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

Developers Summit 2025に登壇しました

こんにちは、技術広報のえんじぇるです。 2025年2月14日にDevelopers Summit 2025にて登壇しました!

Rubyist友だちが撮ってくれた写真

Developers Summit 2023では、当時VPoEだったsa2daiさんが公募セッションで登壇することになり、

event.shoeisha.jp

プロポーザル提出や登壇の準備をサポートし、当日現場のオンライン配信の会場にお邪魔させていただきました。Developers Summit 2024は久しぶりのオフライン開催とのことで一参加者として参加しました。(このデブサミでは廊下を楽しみました!)

そして、Developers Summit 2025。自分が登壇者側になる日がくるとは思いもせず、登壇が決まってからずっと緊張してました。

発表内容

発表の資料はこちらです。

speakerdeck.com

私は2022年7月から技術広報がメインミッションとなり、翌2023年から全社のダイバーシティ方針にあわせて、技術広報の中でもジェンダーダイバーシティに関する取り組みを続けてきました。今回はその内容をさまざまなエンジニアコミュニティにて横展開されるといいのではないかと思い、取り組みの内容とそこから学んだことを紹介しました。

登壇のきっかけ

STORES のエンジニア組織では、登壇塾というカンファレンスやイベントでの登壇をサポートするワーキンググループがあります。2024年1月にCTOの藤村さんが開始し、現在はVPoEのhogelogさんが塾長(?)を務めています。

登壇塾では、プロポーザルを募集中のカンファレンス情報を共有し、応募する気持ちがある人のネタ出しをサポートします。期日がリマインドされるので、プロポーザルを出さないという選択肢がなくなります。私の今回の内容も「えんじぇるさんならこのネタで話せるのでは?」というアイディアをもらって、プロポーザルを書きました。登壇塾、ありがとう。

登壇までのタイムライン

登壇が決まった後はデブサミの担当者の方との打ち合わせがありました。デブサミの概要、コンテンツ委員の方がセッションにどのような期待をしているのか等を教えていただきました。私の場合は、セッション概要をリライトしようとなり、リライトした文章も公開前にアドバイスをいただいたりと、手厚くサポートいただきました。

登壇塾でも登壇が決まった後のサポートをしています。いつ頃発表練習をするのかを決め、その期間まで毎週リマインドされます。という状況にも関わらず、私は練習を先延ばしにしてしまい(通常2週間前くらいに設定されます)、発表2日前に練習しました。練習では発表の中で不足している部分、唐突すぎる部分、話しているけど資料に書いてない部分など、自分では気付けないところをたくさん指摘いただき、助かりました。もっと早く練習できるように準備をしなさいと当時の私に言いたい。

デブサミ1日目(発表の前日)

私が発表するのは2日目でしたが、1日目も参加しました。雅叙園という場所でのカンファレンスがどんな感じなのかがまったく想像できていなかったので、雰囲気だけでも知っておきたいと思ったからです。

到着後、スピーカー受付で受付を済ませ、スピーカー控室に案内いただいたのですが、そこにはインターネットで見たことがある人がたくさんいました。ここにいるとまた違う緊張に包まれるのではないかと思い、早々に控室を出て、miisanの発表を聞きました。

event.shoeisha.jp

1人目QAとしてどのように取り組んできたのかがわかりやすく、聞いている側がmiisanの状況を想像できるような発表で、30分があっという間でした!

発表を聞いた後、「このままで私はいいのだろうか?」となり、その後ひたすら資料を修正しました。

デブサミ2日目(登壇の日)

前日夜中まで資料を修正し、当日は緊張しながら会場に向かいました。じっとしていても緊張しちゃうので、セッションを聞いたり、ブースを巡ったりしながら過ごしていたのですが、緊張している私の姿を見て、やさしい知人がカフェに連れ出してくれました。カフェでたくさん激励され、あとは発表するだけ!という気持ちで、会場に戻りました。ありがたい。

時間になると案内の方がお迎えに来てくださり(すごい手厚い)、会場に着くと、元上司やRubyist友だちが応援に来てくれており、感動して泣きそうになりました。発表タイトルに”〜Rubyコミュニティからの学びを添えて〜”とある通り、ジェンダーダイバーシティの取り組みを特にRubyコミュニティの中で進めてきたこともあり、Rubyコミュニティへの感謝の気持ちもあったので、目の前で聞いてくれるRubysitがいて嬉しかったです。

デブサミでは発表後にAsk the Speakerがあるのですが、きっと誰も来ないと思っていたところ、数名の方にご質問や感想をいただきました。

「Rubyコミュニティでの取り組みは初めて知った。他のコミュニティでも広がってほしい」
「周りには同性のエンジニアがおらずキャリアに不安を抱えていたが、これからも頑張っていこうと思えた」
「ノンアルコールミートアップをやってみたい」

ジェンダーダイバーシティに関する取り組みがさまざまなコミュニティで横展開されるといいなという思いで発表したので、聞いていただいた方に少しでもそのように思ってもらえたんだと感じられて、発表してよかった!!!と思いました。

今回の登壇を通じて、多くの方にサポートいただきました。 登壇塾、デブサミの運営チームのみなさま、そして当日応援に駆けつけてくれたみなさま、本当にありがとうございました。また、Ask the Speakerでいただいたご質問や感想は、今後の活動の大きな励みになりました。

ジェンダーダイバーシティの取り組みが、より多くのエンジニアコミュニティに広がっていくことを願い、私も引き続き技術広報の立場から貢献していきたいと思います!